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債権譲渡登記という言葉を聞いたことはありますか?
聞き慣れない用語のため、債権譲渡登記についてご存知ない方も多いと思います。
債権譲渡登記とは法律用語のひとつで、登記関係で使われる言葉です。
そこで今回は、債権譲渡登記とはどんな意味なのかをご紹介します。
▼債権譲渡登記とは
債権譲渡登記は、債権を譲渡したことを登記することです。
法人による金銭債権の譲渡について、債務者以外の第三者に対抗要件を備える制度をいいます。
例えば債権を買い取るファクタリング会社は、自社へ債権が移行したことを知らせないと回収できない可能性が高いです。
そのため、債権譲渡を行なったことの証明として債権譲渡登記を行ないます。
▼債権譲渡登記の役割
債権譲渡登記を行なうと、二重譲渡の防止が可能です。
利用者が複数のファクタリング会社へ1つの売掛債権を売り、二重で金銭を受け取ることを防げます。
また、ファクタリング会社へ渡すべき売上債権を使ってしまった際の対抗要件です。
債権譲渡登記を行なっていれば、債権譲渡の事実と当該債権権利者を明確に伝えられます。
訴えが認められたら、裁判所経由で銀行口座を差し押さえ、翌月以降に回収できるでしょう。
▼まとめ
債権譲渡登記は、債権の譲渡を登記することです。
二重譲渡防止や対抗要件にできるなどのメリットがあります。
債権譲渡登記は専門的な内容のため、登記の専門家に相談したほうがスムーズに対応できます。
町田に拠点を構える『半田和也司法書士事務所』では、債権譲渡登記に関するご相談が可能です。
お客様の状況に合った対応をいたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。